2014年09月17日

ACEA規格について

Unilopalはフランス製のエンジンオイルなので、
ほとんどのモデルでヨーロッパの規格

ACEA(アセア)

を取得しています。

ACEAとは、ベルギーのブリュッセルに本部を置く『欧州自動車工業会』のことです。
ACEAのメンバーには、欧州の主要カーメーカーTOYOTAも含まれます。

ACEAのメンバーはこちら。

ガソリンエンジン用として、 規格。
乗用ディーゼル用として、 規格。
ガソリンエンジンおよびDPF付きディーゼルエンジン(いわゆるクリーンディーゼル)用として、 規格
大型ディーゼル用として、規格があります。

現在は、A規格とB規格は統合され、『A1/B1』のように表記されます。


では、Unilopal OPALJETシリーズのラインナップを見てみましょう。

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24S          A3/B4
FUTURA       C3
MILLENIUM3    C2(A5/B5)
POWERBOOST   -
LONGLIFE3     C3
SUPREME      C1
X-TRA        C4
ENERGY3      C3
DREAM        C3(C2,A5/B5)
COMPETITION  C3
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24Sが取得しているACEA A3/B4 は、一言でいうと、

高性能ガソリンおよび直噴式ディーゼルエンジン用のロングドレイン(長持ちする)オイル

という規格です。

ガソリン車においては、長期間快適な性能を維持することが可能です。


24SとPOWERBOOST以外のモデルは、C規格を得ています。
こちらは、クリーンディーゼルにも使うことのできる、環境型高性能オイルと言うことができます。


クリーンディーゼル車にも使えるということは、

DPFを目詰まりさせる物質が少ない。

清浄分散性に優れる。
 (ディーゼルエンジンでは、ピストン周りにすすが貯まりやすいため)

高温安定性が高い。
 (ディーゼルエンジンでは、よりエンジン内部の燃焼温度がより高い多いため)

と言った特徴を持つため、ガソリン車においても、より性能の高いオイルであると言うことができます。


ACEA C規格については、下の表をごらんください。


acea.jpg

HTHS粘度
高温高せん断粘度のこと。この値が高いほど摺動面の摩耗量は少なく、高負荷にも対応できます。ただし、粘性抵抗が増え燃費が悪化します。

図では、縦軸が上に行くほどHTHS粘度が高くなるため、C3,C4規格の方がエンジン保護性能が高く、C1,C2の規格の方が省燃費オイルと言えます。

硫酸灰分
オイル内の金属成分の量。DPFなどの排ガス後処理装置に悪影響を与えます。

図では、横軸が左に行くほど硫酸灰分が少なくなるため、DPFの目詰まりを起こしにくいと言えます。


特にルノーのクリーンディーゼル車は、ACEA C4規格を要求しておりますので(RENAULT RN0720)、ご注意ください。

現在、日本に入ってきているオイルでC4規格を満たしているオイルは、
ユニルオパールと他1社のオイル2種しかありません!!
(2014年8月現在、当社調べ)

ACEAの規格から、お車に最適なオイルをチョイスしてください。

posted by ユニルオパール at 16:37| Comment(0) | 商品情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする